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IT業界のしごと - 研究開発 -

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IT業界では、大きく2つのカテゴリに分かれます。

 

システム開発

顧客からの要望に基づいてシステム開発を行う業務

研究開発

顧客は存在せず、先端技術に基づいた研究開発および製品開発を行う業務

 

研究開発は、会社内で投資を受けて、先端技術を研究開発し、将来的にシステム開発に使うことを目的とします。これは会社の利益を社内で消費する仕事になります。 

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IT業界の研究開発 

IT業界の研究開発は、まだ市場に出ていない最新技術を市場に普及させることを目的で行われます。企業の将来のために、先行投資で行われる重要な開発業務です。

システム開発は、すでに確立した技術を使って、設計した内容をシステムとして具現化します。開発したシステムは、顧客の業務や利益に直接影響するため、重要なのはシステムの「品質」になります。あらゆるパターンを考慮した検査をおこなって、プログラムの不具合を徹底して排除します。

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研究開発業務は、まだ未成熟な確立されていない技術を使います。試行→失敗→試行→失敗を繰り返しながら、技術を確立していきます。最終的に実行した研究開発業務が全く無駄に終わることも少なくありません。

国内外の技術論文を読みながら、失敗した課題に対して対策を考えながら進めていきます。大学と連携して行われるケースもあります。システム開発のときに重要視された「品質」は、研究開発業務では重要視されません。

 

研究開発で求められるスキル

研究開発業務では、技術論文を読んでその内容をプログラムに反映する、ということを行います。したがって、技術論文を読み解くための数学/物理学の知識英語の読解力、そして技術論文の内容をプログラムに落とし込むプログラミング技術が必要になります。それ以上に、コツコツとトライ&エラーを繰り返し未知の世界を切り開く能力、みたいな適正が必要になります。いわゆる「研究肌」と呼ばれるような人材です。大学の工学部や理学部では、卒業論文を書くときに研究室に所属しますが、そういった経験のある人は適正があるかもしれません。

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研究開発での採用を狙うには

研究開発業務でも、人材を求めて頻繁に中途採用をおこなっています。もしあなたが大学の研究室で特殊な研究をしていたことがある場合は、その内容がIT企業の研究開発業務に生かせるかもしれません。自分の適性が研究開発業務に向いている、かつ大学でやった研究技術を企業が求めているようであれば、採用される可能性は高まります。 

将来性のあるIT企業への転職は絶対におススメです。転職に強いエージェントからたくさんの情報を収集してみるところから始めてみましょう!

 

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